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原油先物上昇、1バレル32ドル台に

2016年2月26日(現地時間)、週末のニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格は、前営業日より0.29ドル低い、1バレル32.78ドルで取り引きを終えた。
     
原油先物価格は、先月半ばから1バレル30ドルを挟んで乱高下を続けている。
今週(22日から)は上昇の流れとなり、25日には1バレル33ドル台に乗せたが、週末の26日は下落し、33ドルを割り込んだ。
*1バレル…約159リットル。
      
<最近の原油取引状況>
原油価格は、2014年秋以降、下落が続き、2015年1月には約6年ぶりに1バレル50ドル割れとなった。
2015年の8月に入ると1バレル40ドル割れとなり、2015年(12月31日)は1バレル37.04ドルで取り引きを終えた。
2016年に入っても下落が続き、1月15日に終値でも1バレル30ドル割れとなった。
その後は、1バレル30ドルを挟んで乱高下を続けている。
*価格下落は原油の供給過多が要因。
*価格の乱高下は、産油国による供給調整が行なわれるかどうかの「思惑」で相場が動いているため。

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