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3月のFOMC、政策金利を維持

2016年3月16日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利(0.25%~0.5%)の維持を決めた。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除した。
その後、2016年1月のFOMCでは政策金利の維持を決め、今回(2016年3月)も維持を決めた。
次回のFOMCは、2016年4月26日、27日に開催される。

【FOMC声明・概要(2016年3月16日)】
<現状について>
・経済成長は緩やかなペースで拡大し、労働市場の状況は一層改善した。
・家計支出は穏やかに増加し、住宅部門もさらに改善したが、輸出と設備投資は軟調である。
・インフレ率は、エネルギー価格と非エネルギー輸入価格の下落を反映して、低い状態が続いている。
・今後、経済活動は、穏やかなペースで拡大する見込み。
          
*前回(1月)との違いは、設備投資が「穏やかに増加」から「軟調」に変わった。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
・委員会は、労働市場の状況がさらに改善され、インフレ率についても中期的には2%に上昇すると判断。政策金利を0.25%~0.5%(目標レンジ)に据え置くことを決定した。

ニュースINDEX.2016年3月④
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『アメリカ』

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