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ナゴルノ・カラバフ紛争、深い懸念を表明

2016年4月5日、外務省が、ナゴルノ・カラバフでの衝突について、外務報道官談話を発表。
    
4月2日、アゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州で、アゼルバイジャン軍とアルメニア系の自治州との間で、大規模な軍事衝突が発生。
4月5日に停戦合意したが、海外メディアによると、この衝突で数十人が死亡した。
      
外務報道官談話は、深い懸念と犠牲となった方々に深い哀悼の意を表明するもの。
また、OSCEミンスク・グループ(米・仏・露が共同議長)の仲介努力を支持し、国際法の原則に基づく、平和的解決に期待を表明した。
         
<ナゴルノ・カラバフ紛争>
アゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフ自治州を巡るアルメニアとアゼルバイジャン間の紛争。
ナゴルノ・カラバフ自治州の住民の多数は、アルメニア人が占めており、ソ連末期からアルメニアへの帰属変更要求が高まった。
1991年のソ連解体に伴い、アルメニアとアゼルバイジャンの間の武力紛争に発展。
         
1993年までに、アルメニアが同地域を占領(アゼルバイジャン領の約20%)。
1994年、ロシアとOSCE(全欧安保協力機構)の仲介により停戦合意。
OSCEミンスク・グループ(米・仏・露が共同議長)による仲介で、1999年以降、アルメニア・アゼルバイジャン両国首脳・外相等様々なレベルで直接対話が累次行われているが、最終的解決に向かう目処は立っていない。

ニュースINDEX.2016年4月②
★政治・国際
『アゼルバイジャン』
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