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満開の桜の下、春の高山祭が始まる

2016年4月14日、岐阜県高山市で、春の高山祭が始まった。
(15日まで)

春の高山祭は、毎年4月14、15日に行われる日枝神社の例祭で、豪華絢爛な屋台(国の重要有形民俗文化財)が有名。
春は12台の屋台が登場し、うち3台が「からくり屋台」である。
        
2016年は曇り空の下、14日朝、屋台曳き揃えが始まり、祭が始まった。
なお、14日、15日ともに晴れ予報で、祭行事は予定通り催行される見込みです。

*気象庁の天気予報によると、14日はくもり、昼過ぎから夕方は晴れ。降水確率10%。15日は晴れ、降水確率0%です。
*現在、高山市・市街地の桜が満開を迎えています。

【春の高山祭】
毎年4月14、15日に行なわれている、旧高山城下町・南半分の氏神様である日枝神社(岐阜県高山市)の例祭。
一般的には、春の高山祭、あるいは山王祭と呼ばれている。
また、毎年10月9~10日に行われている櫻山八幡宮・例祭(秋の高山祭)と合わせ、単に「高山祭」とも呼ばれている。
      
高山祭は、16世紀後半~17世紀に始まったとされ、豪華絢爛な屋台(国の重要有形民俗文化財)で有名。
春の高山祭では、安川通りの南側・上町に、12台の屋台が登場。
(うち3台が、からくり屋台)

祭行列に、屋台が町を巡る「曳き廻し」や「屋台曳き揃え」、三番叟・石橋台・龍神台による「からくり奉納」、14日の「夜祭」など、伝統的な祭行事が行われる。
(国の重要無形民俗文化財)

<行事と日時>
■御神幸(祭行列)
神輿を中心に、獅闘鶏楽(とうけいらく)、裃姿(かみしもすがた)の警固など、伝統の衣装に身をつつんだ総勢数百名の大行列が、町を巡ります。
14日は、13時に日枝神社を出発し、16時頃にお旅所に。
15日は、12時30分にお旅所を出発、16時頃に日枝神社へ。
 
■からくり奉納
お旅所前で、三番叟・石橋台・龍神台によるからくり奉納が披露されます。
14日は、11時頃と15時頃から。
15日は、10時頃と14時頃から。
       
■屋台曳き揃え
山王祭の屋台12台が曳き揃えられます。
神楽台・三番叟・石橋台・龍神台はお旅所前広場に。他の屋台は14日は神明町通りに、15日は本町一丁目とさんまち通りに。
14、15日とも、9時頃から16時頃まで。
     
■夜祭
14日の18時から、それぞれ100個もの提灯を灯した屋台が町を巡ります。
そして、伝統の曳き別れ歌「高い山」を歌いながら、各屋台蔵へと帰っていきます。
(上川原町→中橋→神明町→上一之町→安川通り→鍛冶橋→本町→中橋公園へ)

<場所・アクセス>
岐阜県高山市の安川通りの南側・上町(旧高山城下町の南側)
(JR高山駅から東へ徒歩10分)

*参考…高山市役所観光課「高山祭」

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