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マケドニアでの抗議デモに注意を

2016年4月21日、外務省が、マケドニアでの抗議デモについて、渡航情報(スポット情報)を発表。

マケドニアのイヴァノフ大統領が、4月12日、政府による盗聴問題で告発された与野党の政治家全員に対し、恩赦を決定した。
これに対し、同日以降、野党勢力を中心に多数の市民が、首都スコピエ市内において、抗議のデモを繰り返しています。
         
また、デモ参加者は、大統領の辞任と6月5日に予定されている総選挙の延期を要求し、政府との対立が続いています。
なお、この抗議デモはスコピエのみならず、ビトラ、クマノボ、シュティプ、ストルミツァ、ヴェレスといった他の都市でも行われ、更に拡大する可能性も排除されません。
      
マケドニアでは、汚職や盗聴問題により、昨年来、政府与党と野党との対立が続いています。
昨年5月5日にスコピエ市内で実施された反政府デモでは、警官隊とデモ参加者が衝突、30名以上の警察官が負傷すると共に、デモ参加者も多数が逮捕されました。
          
マケドニアへ渡航を予定している方、既に滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれることのないよう、安全確保に十分注意を払ってください。

ニュースINDEX.2016年4月⑤
★社会・国際
『マケドニア』
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