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4月のFOMC、政策金利を維持

2016年4月27日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利(0.25%~0.5%)の維持を決めた。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除。
その後、2016年1月、3月のFOMCでは政策金利の維持を決め、今回(2016年4月)も維持を決めた。
次回のFOMCは、2016年6月14日、15日に開催される。

【FOMC声明・概要(2016年4月27日)】
<現状について>
・経済成長は鈍化しているが、労働市場の状況は一層改善した。
・家計支出の伸びは減速した。
・住宅部門はさらに改善したが、輸出と設備投資は軟調である。
・インフレ率は、エネルギー価格と非エネルギー輸入価格の下落を反映して、低い状態が続いている。
          
*前回(3月)との違いは、経済成長が「穏やかな伸び」から「鈍化」に、家計支出が「穏やかに増加」から「減速」に変わった。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
・インフレ率は、中期的には2%に上昇する見込み。
・経済活動が緩やかなペースで拡大し、労働市場の状況がさらに改善することを期待し、政策金利を0.25%~0.5%(目標レンジ)に据え置くこととした。

ニュースINDEX.2016年4月⑥
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