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ドイツ首相、金融、財政、構造改革を同時に

2016年5月4日、ドイツを訪問中の安倍総理が、メーゼベルク城において、アンゲラ・メルケル・ドイツ首相と首脳会談を行なった。
     
外務省によると、会談は両国関係、伊勢志摩サミット、地域情勢、国連安保理改革について話し合った。
*メーゼベルク城…ベルリンから約60kmに位置するドイツの迎賓館。
       
【日本・ドイツ首脳会談(概要)】
(外務省発表をまとめたものです)
<伊勢志摩サミットについて>
・安倍総理が、構造改革の加速化に合わせて、機動的な財政出動が求められており、伊勢志摩サミットで強いメッセージを発出したいと発言。
・これに対し、メルケル首相は、金融政策、財政政策、構造改革を同時に進めていくことが重要であると応じた。
・為替の安定に向け、協力していくことで一致。
       
<二国間関係>
・来月開催予定の日独外務・防衛当局者間協議を継続していくとともに、本年中にサイバー協議を立ち上げることで一致。
・日本EU・EPAの進展を確認。
・ベルリン日独センターと日独フォーラムを、積極的に活用していくことで一致。
      
<地域情勢>
・東アジア情勢について、力による一方的な現状変更の試みは、受け入れられない点につき一致。
・北朝鮮の核・ミサイル開発は、国際社会に対する重大な脅威である点を確認。
・ウクライナ、シリア、ISILについて、ロシアの役割が重要であるとの認識で一致。
       
<国連安保理改革>
・国連安保理改革について、G4の連携が重要であるとの認識で一致。

ニュースINDEX.2016年5月①
★政治・国際
『ドイツ』

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