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大垣まつり始まる、15日まで

2016年5月14日、岐阜県大垣市で、大垣まつりが始まった。
(15日まで)
        
大垣まつりは、大垣八幡神社の例祭で、国の重要無形民俗文化財。
初日の14日は好天の下、13両の山車が市内を練り歩き、多くの市民や観光客で賑わった。
      
【大垣まつり】
毎年5月15日直前の土曜、日曜に、岐阜県大垣市で行われる大垣八幡神社の例祭。
           
江戸時代の1648年、大垣城下町の総氏神であった大垣八幡神社が再建された折、再建を喜んだ城下の各町が、神輿三社と10両の山車を造り、曳き回したのが始まり。
その後、大垣藩主から3両の山車を賜り、計13両となった。
現在でも、この13両の山車が、大垣八幡神社を中心に旧大垣市内を練り歩く。
          
土日とも、朝8時45分から大垣八幡神社前で各山車が奉芸を行い、その後、市内を巡行する。
また、土日とも、19時から提灯を点灯、大垣八幡神社前を周回し、曳き分かれます。
日曜日の夜には、神輿の渡御も行われます。
       
2015年、美濃地方を代表する祭礼行事であり、藩主下賜のやま(山車)と、町衆のやま(山車)が併存する形態は、全国的にも希少。
また、からくり人形には中京圏の山車行事、やま(山車)の芸能には近畿圏の山車行事の影響が色濃く、東西の祭礼文化の交渉がうかがわれるなど、山・鉾・屋台行事の伝播や変遷を理解する上で重要であるとして、「大垣祭のやま行事」が国の重要無形民俗文化財に指定された。
    
*山車は正式には「軕(やま)」、初日は「試楽」、2日目は「本楽」、夜の行事は「夜宮(よみや)」と言います。
    
<場所・アクセス>
■岐阜県大垣市西外側町・大垣八幡神社
・JR大垣駅南口から徒歩約10分。
       
*参考…大垣市「大垣まつり」、大垣八幡神社「大垣まつり」

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