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生命保険、純利益は11.2%減

2016年6月3日、金融庁が、主要生命保険会社の2016年3月期決算の概要を発表。

主要生命保険会社は、 日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命、太陽生命、大同生命、富国生命、三井生命、朝日生命、ソニー生命、ジブラルタ生命、アクサ生命、アフラック、メットライフ生命、東京海上日動あんしん生命、かんぽ生命の16社の集計。
   
保険料等収入は、30兆5686億円(前年同期比0.4%減)。
基礎利益は、3兆2408億円(前年同期比13.2%減)。
純利益は、1兆2626億円(前年同期比11.2%減)。
      
純利益減少は、基礎利益が減少したほか、有価証券売却益の減少などによるキャピタル損益の減益が要因。
ソルベンシー・マージン比率(SM比率)は、990.7(%)。
純資産は、21兆9723億円。
      
*SM比率は、保険業法で定められた保険会社の健全性を示す指標。ソルベンシー・マージンは支払余力と訳され、予測を超えるリスクに対する各社の支払い能力を示すもの。一般的には200%を超えていれば安全とみなされる。
(ただし、200%を超えていたにも関わらず破綻した保険会社も多い)

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