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フィリピンの外国人誘拐、２人目殺害される ２０１６年６月１４日、外務省が、フィリピンでの外国人殺害について、渡航情報（スポット情報）を発表。 昨年９月，ミンダナオ地方北ダバオ州サマル島のリゾート施設にて、イスラム過激派組織アブ・サヤフ・グループにより、ノルウェー人、カナダ人、フィリピン人の４名が誘拐される事件が発生。 今年４月２５日に、人質となっていたカナダ人１名が殺害され、６月１３日夜（現地時間）、新たに外国人１名が殺害された。 アブ・サヤフ・グループは、身代金が６月１３日午後３時（現地時間）までに支払わなければ、カナダ人かノルウェー人のどちらかを殺害すると脅迫していました。 カナダ政府は、カナダ人の人質が殺害されたとみて、確認を行っています。 武装組織は、マレーシア、インドネシア両国の領海に接するフィリピン南部のスールー海域において、たびたび外国人を誘拐しており、 最近では３月２９日から４月１５日にかけて、インドネシア人とマレーシア人計１８名が拉致される事件が発生しています。 今後も同海域において、同種の拉致事件が発生する可能性が高いと考えられます。 ミンダナオ西部地域については、危険情報「レベル３：渡航は止めてください（渡航中止勧告）」が発出されています。これらの地域にはいかなる理由でも渡航しないでください。 ミンダナオ東部地域については、一部地域を除き、「レベル２：不要不急の渡航は止めてください」が発出されています。これらの地域への不要不急の渡航は中止してください。 |
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