中小企業の活動に影響が出ないように
2016年6月27日、総理官邸で、金融市場の安定に向けた政府・日本銀行緊急会合が開催された。
6月23日、イギリスで欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票が行われ、離脱支持が多数となった。
これを受け、金融市場ではリスクオフの流れとなり、世界同時株安になった。
24日には、一時、1ドル99円をつける円高となった。
この事態を受けて開催された政府・日本銀行緊急会合。
会合では、「英国のEU離脱問題についての情勢分析及び情報交換」が行われた。
安倍総理は、会合の挨拶で、
「必要なのは国際協調。G7が結束を強め、リスクの芽を、一つ一つ、確実に摘んでいかなければならない。また、日本の実体経済、とりわけ中小企業の活動に影響が出ないよう万全を期していかなければならない」
と語った。
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