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原油価格、1バレル41ドル台まで戻す

2016年8月4日(現地時間)、ニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格は、前日より1.10ドル上昇し、1バレル41.93ドルで取り引きを終えた。
     
8月2日に在庫の増加などから1バレル40ドル割れ(39.51ドル)となった原油相場だが、3日と4日の取引では価格が上昇、1バレル41ドル台まで戻した。
原油価格は、在庫の状況や世界的な景気減速懸念を受け、乱高下の相場となっている
   
*1バレル…約159リットル。
    
<最近の原油取引状況>
原油価格は、2014年秋以降、下落が続き、2015年1月には約6年ぶりに1バレル50ドル割れとなった。
2015年の8月に入ると1バレル40ドル割れとなり、2015年(12月31日)は1バレル37.04ドルで取り引きを終えた。
 
2016年に入っても下落が続き、1月15日に終値でも1バレル30ドル割れとなった。
その後、1バレル30ドルを挟んで乱高下を続けたが、2月下旬から上昇の流れとなり、3月17日に1バレル40ドル台を回復。
4月限の最終取引(3月21日)は1バレル39.91ドル、5月限の最終取引(4月20日)は1バレル42.63ドル、6月限の最終取引(5月20日)は1バレル47.75ドル、7月限の最終取引(6月21日)は1バレル48.85ドルで取り引きを終えた。
7月に入ると、在庫の増加などから、価格が下落。8月限の最終取引(7月20日)は1バレル44.94ドルで取り引きを終えた。

ニュースINDEX.2016年8月①
★経済・国際
『原油・アメリカ』

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