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中国公船から漁船への乗組員移乗が確認

2016年8月10日、外務省が、尖閣諸島周辺海域の中国公船に関し、中国側に説明を求めたと発表。
        
9日から10日未明にかけ、尖閣諸島周辺の接続水域内にとどまっている中国公船が、搭載艇を使い、中国漁船に接舷。
乗組員の移乗が確認された。
           
このことを受け、10日、外務省は中国大使館公使に対し、日本の接続水域から直ちに立ち去るよう求めるとともに、乗組員が移乗したことに関し、事実関係の説明を求めた。
        
*8月5日から8月9日までの間に、中国公船がのべ28回(隻)、日本の領海に侵入した。
      
【尖閣諸島周辺の領海への中国公船侵入事件】
(外務省発表をまとめたものです)
2016年8月5日13時30分頃、中国漁船が尖閣諸島周辺領海に侵入し、この中国漁船に続いて、中国海警船舶3隻も同領海に侵入。
     
2016年8月6日8時5分頃、尖閣諸島周辺の接続水域において、中国海警船舶6隻と中国漁船約230隻を確認。
    
2016年8月6日14時17分頃、中国海警船舶6隻が接続水域から出域しない中、更に中国海警船舶1隻が接続水域に入域した。
       
2016年8月7日9時頃、中国公船7隻が尖閣諸島周辺の接続水域から出域しない中、新たに中国公船2隻が接続水域に入域。さらに10時頃、そのうち2隻が日本の領海に侵入した。
     
2016年8月7日午後、中国公船11隻が尖閣諸島周辺の接続水域から出域しない中、新たに中国公船2隻が接続水域に入域。さらに2隻が日本の領海に侵入。
      
2016年8月7日17時30分頃から21時頃にかけて、中国公船13隻が尖閣諸島周辺の接続水域から出域しない中、7隻が日本の領海に侵入。
(7日は計11隻が領海に侵入)
         
2016年8月8日も、中国公船(最大時には15隻)が尖閣諸島周辺の接続水域から出域しない中、計4回、日本の領海に侵入した。
     
2016年8月9日も、十数隻の中国公船(最大時には15隻)が尖閣諸島周辺の接続水域から出域しない中、計10回、日本の領海に侵入した。
         
*外務省は、この事態を受け、駐日中国大使や中国大使館公使に対し、公船による尖閣諸島領海への侵入は、日本の主権に対する侵害であり、断固として認められない。直ちに我が国領海から退去し、また、接続水域から立ち去るよう強く抗議を行っている。

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