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原油価格、1バレル44ドル台まで戻す

2016年8月12日(現地時間)、週末のニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格は、前営業日より1.00ドル上昇し、1バレル44.49ドルで取り引きを終えた。
     
8月2日に在庫の増加などから1バレル40ドル割れ(39.51ドル)となった原油相場だが、8月3日以降、価格が上昇。
週明けの8日には1バレル43ドル台まで戻し、週末の12日は1バレル44ドル台に乗せた。
原油価格は、在庫の状況や世界的な景気減速懸念、産油国による供給調整が行なわれるかどうかの「思惑」で、乱高下の相場となっている
   
*1バレル…約159リットル。
    
<最近の原油取引状況>
原油価格は、2014年秋以降、下落が続き、2015年1月には約6年ぶりに1バレル50ドル割れとなった。
2015年の8月に入ると1バレル40ドル割れとなり、2015年(12月31日)は1バレル37.04ドルで取り引きを終えた。
 
2016年に入っても下落が続き、1月15日に終値でも1バレル30ドル割れとなった。
2月下旬から上昇の流れとなり、3月17日に1バレル40ドル台を回復。
6月21日の7月限の最終取引は、1バレル48.85ドルで取り引きを終えた。
7月に入ると、在庫の増加などから、価格が下落。8月2日には1バレル40ドル割れ(39.51ドル)となった。

ニュースINDEX.2016年8月③
★経済・国際
『原油・アメリカ』
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