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韓国との通貨スワップ、議論開始で合意

2016年8月27日、韓国・ソウルで、第7回・日本韓国財務対話が開催され、麻生財務大臣と柳一鎬(ユ・イルホ)企画財政部長官が意見交換を行なった。
     
財務省によると、両大臣は、財務対話の継続が両国間の経済・金融協力を強化する上で、有益との認識で一致した。
また、韓国側が双方同額の新しい通貨スワップ締結を提案、二国間通貨スワップ協定について、議論を開始することで合意した。
     
日本と韓国との間の二国間通貨スワップ協定は2001年から行なわれていたが、2012年、当時の李明博・韓国大統領による竹島上陸などから関係が悪化、2015年2月23日で、すべての協定が終了している。
今回の韓国側からの提案は、韓国金融市場の安定を求めたものと見られている。

【通貨スワップ協定】
自国の通貨危機のとき、自国通貨と引き換えに決められたレートで、協定相手国の通貨などを融通してもらう協定。
各国の中央銀行同士などで結ばれる協定。
      
両国の経済協力強化や金融市場安定のために行う。
借入国は、この外貨を国際決済や為替介入で使用することが可能となる。
なお、協定によって定められた期間内で適用される。

ニュースINDEX.2016年8月⑥
★政治・国際
『韓国』
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