セネガル、混乱に注意
2017年1月18日、外務省が、セネガルの情勢について、海外安全情報(スポット情報)を発表。
昨年12月、セネガルの隣国・ガンビアで大統領選挙が実施され、ジャメ現大統領が敗北。
敗北したジャメ現大統領は、選挙のやり直しを要求し、ガンビアで急速に緊張が高まりました。
西アフリカ諸国経済共同体を含む国際社会が、ジャメ現大統領に対して、2017年1月19日までに次期大統領に権限を移譲するよう働きかけましたが、同氏はこれに応じていません。
地元報道などによれば、1月19日までにジャメ現大統領が辞任に応じない場合、西アフリカ諸国経済共同体加盟国の部隊がガンビアに武力介入する可能性、また、現在セネガルに滞在中のバロウ次期大統領が、1月19日にガンビアのセネガル国境付近において、大統領就任の宣誓を行う可能性が報じられています。
今後の状況次第では、セネガル国内、とりわけガンビア国境付近において、混乱の影響が及ぶ可能性も否定できません。
セネガル国内、とりわけガンビア国境付近に滞在中の方や同地域へ渡航を予定している方は、不測の事態に巻き込まれないよう安全対策を講じてください。
|
|
|
|