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ノーベル物理学賞、重力波の観測に

2017年10月3日、スウェーデン王立科学アカデミーが、2017年のノーベル物理学賞を、アメリカのライナー・ワイス名誉教授、バリー・C・バリッシュ名誉教授、キップ・S・ソーン名誉教授の3人に授与すると発表。
       
授与は、「重力波を観測した」功績に対して。
アメリカの3人の博士は、重力波の観測施設・LIGO(ライゴ)を建設、世界で初めて、重力波を観測しました。
      
<重力波(じゅうりょくは)>
時空のゆがみの時間変動が、波動として、光速で伝わる現象。
      
巨大な質量をもった物体が存在すると、時空にゆがみができ、さらにその物体が運動をすると、時空のゆがみが光速で伝わっていきます。
この時空のゆがみが光速で伝わる現象が、重力波です。
      
1916年に、一般相対性理論に基づいて、アインシュタイン博士が、重力波の存在を予言していました。
       
2015年9月14日、アメリカにある巨大観測装置LIGOで、初めて重力波が検出されました。

ニュースINDEX.2017年10月①
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『ノーベル賞』
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