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ドイツ、連立協議が決裂

2017年11月19日、ドイツの次期政権発足に向けた連立協議が決裂しました。
   
ドイツでは、9月24日に連邦議会選挙(総選挙)が行われ、与党のキリスト教民主・社会同盟と社会民主党が、大きく議席を減らしました。
社会民主党は、連立政権からの離脱を表明。
      
この事態を受け、メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟は、新たな連立政権を目指し、自由民主党と緑の党と間で協議を始めました。
       
11月19日、自由民主党のリンドナー党首が、連立協議からの撤退することを明らかにしました。
今後は、1.再び総選挙を行なう、2.議会の過半数をおさえない少数連立政権、3.再び社会民主党との連立政権を目指す、などの考えられています。
     
【ドイツ政局(総選挙以降)】
2017年9月24日、ドイツ連邦議会選挙(総選挙)が行われました。
     
ドイツ選挙管理委員会によると、メルケル首相が率いる与党のキリスト教民主・社会同盟は、65議席減少し、246議席。
同じく与党の社会民主党も、40議席減少し、153議席。
      
これに対し、右派のドイツのための選択肢が、94議席を獲得し、第3党の勢力となりました。
       
大きく議席を減らした社会民主党は、連立政権から離脱することを表明。
メルケル首相は、自由民主党と緑の党を相手に連立協議を始めましたが、11月19日、協議が決裂しました。
       
<2017ドイツ連邦議会選挙・結果>
・キリスト教民主・社会同盟(中道右派)…246
・社会民主党(中道左派)…153
・ドイツのための選択肢(右派)…94
・自由民主党(中道右派)…80
・左派党(左派)…69
・緑の党(中道左派)…67
 
*数値は獲得議席数
*全議席数…709
*ドイツ選挙管理委員会発表

ニュースINDEX.2017年11月③
★政治・国際
『ドイツ』


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