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FOMC、政策金利を維持

2017年2月1日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利の維持(0.50~0.75%に)を決めた。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利(0.25%~0.5%)を引き上げた。
その後1年間、政策金利の維持を決め、2016年12月のFOMCで、1年ぶりに政策金利を引き上げた。
(0.25%~0.5%から0.50~0.75%に)
今回、2017年の最初となるFOMCでは、政策金利の維持を決めた。
      
なお、政策金利の維持は、全員一致での決定。
次回のFOMCは、2017年3月14日、15日に開催される。

【FOMC声明・概要(2017年2月1日)】
<現状について>
・経済活動は穏やかなに拡大している。
・労働市場は強化を続けている。
・家計支出は、緩やかな伸びを示した。
・設備投資は軟調である。
・インフレ率は上昇しているが、目標(年2%)を下回っている。
*アメリカ経済の見方については、前回(2016年12月)とほぼ同じ内容

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、2%のインフレ目標に近づけていく。
・政策金利(0.50~0.75%)を維持する。
*今回の金融政策は全員一致での決定(賛成10名)

ニュースINDEX.2017年2月①
★政治・国際
『アメリカ』


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