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3月のFOMC、政策金利を引き上げ

2017年3月15日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利の引き上げ(0.50~0.75%から0.75~1.00%に)を決めた。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利(0.25%~0.5%)を引き上げた。
その後、2016年12月のFOMCで、1年ぶりに政策金利を引き上げ(0.50~0.75%に)、今回、3ヵ月ぶりに政策金利を引き上げた。
      
なお、政策金利の引き上げは、賛成9名、反対1名での決定。反対した委員は政策金利の維持を主張した。
次回のFOMCは、5月2日、3日に開催される。

【FOMC声明・概要(2017年3月15日)】
<現状について>
・経済活動は穏やかなに拡大している。
・労働市場は強化を続けている。
・家計支出は、緩やかな伸びを続けている。
・設備投資は軟調である。
・インフレ率は上昇、目標(年2%)に近付いている。

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利を0.50~0.75%から0.75~1.00%に引き上げる。
*今回の金融政策は、賛成9名、反対1名での決定。反対した委員は政策金利の維持を主張した

ニュースINDEX.2017年3月②
★政治・国際
『アメリカ』


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