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円安の流れ、1ドル110円台

2017年4月24日、週明けの東京外国為替市場は、先週末と比べ約0.8円、円安の1ドル110.04円(中心相場)での取引となった。
      
為替相場は、3月15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、アメリカの政策金利が引き上げられた後、円高の流れとなった。
4月からはリスクオフの流れとなった影響もあり、1ドル108円台まで円高が進んでいた。

その後、4月18日からは円安の流れとなり、4月23日のフランス大統領選挙で、中道派のマクロン候補が1位となると、さらに円安が進み、1ドル110円台となった。
       
*リスクオフの状況になると、比較的に安全資産である円が買われ、円高になることが多い
*為替レートは日本銀行発表
    
<最近の為替相場の動き>
2017年は1ドル117.93円(1月4日の中心相場)で始まり、その後、円高の流れとなり、1月は1ドル113円台で終えた。
2月は、円安と円高を繰り返し、方向性が定まらず、1ドル112円台~114円台の取り引きとなった。
       
3月に入ると、3月14日、15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、アメリカの政策金利が引き上げられるとの見方から円安の流れとなり、3月10日には1ドル115円台の取り引きとなった。
    
3月15日にFOMCが利上げを行なった後は、円高の流れとなり、3月27日には1ドル110円台での取り引きとなった。
さらに、4月12日には1ドル109円台、4月13日には1ドル108円台での取り引きとなった。
       
その後、4月18日からは円安の流れとなり、4月23日のフランス大統領選挙で、中道派のマクロン候補が1位となると、円安が進み、1ドル110円台となった。
     
*フランス大統領選挙は、過半数を得た候補が無いため、上位2名のマクロン候補とルペン候補による決戦投票が、5月7日に行われる

ニュースINDEX.2017年4月③
★経済・国内
『為替相場』

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