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FOMC、政策金利を引き上げ

2017年6月14日(現地時間)、アメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)は、政策金利の引き上げ(0.75-1.00%から1.00-1.25%に)を決めた。

FOMCは、2008年の金融危機以来、経済建て直しのため続けてきたゼロ金利政策を、2015年12月の委員会で解除し、政策金利を0.25%-0.5%に引き上げた。
        
その後、2016年12月と2017年3月のFOMCでも引き上げ、アメリカの政策金利は0.75-1.00%となっていた。
    
今回のFOMCでは、0.75-1.00%から1.00-1.25%に、政策金利の引き上げを決めた。
      
なお、政策金利の引き上げは、賛成8名、反対1名での決定。
反対した委員は、政策金利の維持を主張した。
       
次回のFOMCは、7月25日、26日に開催される。

【FOMC声明・概要(2017年6月14日)】
<現状について>
・経済活動は、緩やかに拡大している。
・労働市場は強化を続けている。
         
・家計支出は持ち直している。
・設備投資は拡大を続けている。
・インフレ率は目標(年2%)をやや下回っている。
        
*前回5月との違いは、経済活動が「鈍化」から「穏やかなに拡大」に変わったことと、インフレ率が「下回っている」から「やや下回っている」に変わったこと

<金融政策について>
・引き続き、雇用最大化の促進と、物価安定(インフレ率2%)を目指す。
・政策金利を、1.00-1.25%に引き上げる。

ニュースINDEX.2017年6月②
★政治・国際
『アメリカ』


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