くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
円高止まる、1ドル110円台

2017年8月15日、東京外国為替市場は、前日と比べ約0.8円、円安の1ドル110.18円(中心相場)での取引となった。
      
為替相場は、7月半ば以降、アメリカ経済指標が「弱い」ことから、円高の流れとなっていた。
特に、低いインフレ率の影響が大きいと見られている。

15日は、1ドル110円台での取り引きとなり、円高が止まった形となった。
     
*為替レートは日本銀行発表
*8月11日に発表された、7月のアメリカ消費者物価指数は、+1.7%であった(目標は2%)
    
<最近の為替相場の動き>
2017年は1ドル117.93円(1月4日の中心相場)で始まり、その後、円高の流れとなり、1月は1ドル113円台で終えた。
2月は、円安と円高を繰り返し、方向性が定まらず、1ドル112円台~114円台の取り引きとなった。
       
3月に入ると、前半は円安の流れとなり、3月10日には1ドル115円台となった。
3月15日にFOMCが利上げを行なった後は、円高の流れとなり、4月13日には1ドル108円台での取り引きとなった。
       
4月18日からは円安の流れとなり、5月11日には1ドル114円台となった。
5月12日からは円高の流れに変わり、6月6日に1ドル109円台となった。
      
6月14日のアメリカのFRB・連邦公開市場委員会で、政策金利が引き上げられたことを受け、円安の流れに変わった。
7月10日には、1ドル114円台となった。
    
その後、アメリカ経済指標が弱いことから、円高ドル安の流れに変わり、7月31日には1ドル110円台での取り引きとなった。
さらに、8月14日には、1ドル109円台の取り引きとなった。
   
*2017年の為替相場の動きには、アメリカの施策、景気やヨーロッパの政局の影響が大きい

ニュースINDEX.2017年8月②
★経済・国内
『為替相場』


    ページのトップへ