くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
アフリカ開発会議・閣僚会合、閉幕

2017年8月25日、モザンビークの首都マプトで開催されていた、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合が閉幕した。
   
アフリカ開発会議は、日本が中心となり開催している、アフリカ開発のための多国間のフォーラム。
現在は3年に1度、開かれており、2016年に、第6回アフリカ開発会議がケニア・ナイロビで開催された。
       
閣僚会合は、アフリカ開発会議で合意された成果の進捗状況を確認するため、また、次回開催の準備会合として開催されている。
       
外務省によると、今回の閣僚会議には、日本から河野外務大臣が、アフリカ51ヵ国からは外相などの閣僚や関係者が参加。
     
会合では、第6回アフリカ開発会議の合意の着実な実施を歓迎するとともに、優先課題に沿った取組の加速化を確認した。
      
また、民間投資促進策を奨励するとともに、主要インフラが公平で、透明な形で運用されなければならないとの考えを共有した。
    
さらに、航行の自由などの海洋安全保障の重要性や、強靱な保健システムの重要性を確認した。
     
【第6回・アフリカ開発会議】
・2016年8月27日~28日、ケニア・ナイロビで開催。
・日本とアフリカ54ヵ国が参加。
 
<会合の概要>
会合は、経済構造改革の促進、強靱な保健システム促進、社会安定化促進の3つのテーマについて話し合い、成果はナイロビ宣言としてまとめられ、採択された。
      
ナイロビ宣言では、世界的な一次産品の価格下落、エボラ出血熱の流行、テロ・武力紛争・気候変動が、アフリカにおける新たな課題になっているとした。
    
経済成長の促進、インフラ整備の促進、平和と安定の定着の実施を確認。
        
経済構造改革の促進、保健システムの強化、社会安定化の促進を決意した。

ニュースINDEX.2017年8月③
★政治・国際
『アフリカ』


    ページのトップへ