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京都の桜開花予想、3月25日

2018年の京都・ソメイヨシノ開花予想(3回目)は、平年より3日早い、3月25日(前回と同じ)。
      
京都の桜は、早い年には3月中旬に開花し、遅い年は4月上旬の開花となります。
2018年の京都の桜は、2月末まで、ラニーニャ現象時の特徴が持続する可能性が高い影響(寒冬)により、花芽の休眠打破が9日早くなる予想です。
   
寒冬の影響で、休眠打破後の花芽の生長は少し遅くなりますが、休眠打破が早いため、開花も早くなる予想です。
京都の桜開花予想は、平年より3日早い、3月25日です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、4月1日から4月5日まで続く予想です。
       
*第3回目の開花予想。1月3日現在。
*前回(第2回目。昨年12月6日)の開花予想日と同じ。
*京都でもっとも開花が早かったのは2002年の3月18日。もっとも遅かったのは1984年の4月9日。平年の開花は3月28日。

【計算式・2018年の京都】
<計算の前提条件>
・京都の場合、開花までに必要な積算温度は、立春(基準日)から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温(8℃以下)時間は、1000時間。
       
・立春(2月4日)を、積算温度計算の基準日(平年)とする。
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁は冬の終わりまで、ラニーニャ現象の特徴が持続する可能性が高い(60%)と判断したため、1月の気温を1℃、2月の気温を0.5℃低いと予測。
・春(3月)は平年並と予測
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち21時間(平年値)ですが、2018年は寒冬のため、23時間と予測…②
     
<2018年の休眠打破>
・2017年11月の気温は、平年より0.9℃低くなったため、休眠打破は54時間早くなった。
30日×0.9℃×2時間=54時間…③
     
・2017年12月の気温は平年より1.4℃低くなったため、これにより休眠打破は86.8時間早くなりました。
31日×1.4℃×2時間=86.8時間…④
       
・11月と12月の低温による休眠打破の進み(③+④)。
54時間+86.8時間=140.8時間…⑤
     
・2017年の低温により休眠打破が早くなる日数は(⑤÷②)、
140.8時間÷23時間=6.1日…⑥
・基準日より約6日早くなり、2017年12月末時点で、計算上の休眠打破日は1月29日…⑦
     
・2018年1月の気温は平年より1.0℃低い予測のため、これによる休眠打破の進みは、
1月(⑦により29日)×1.0℃×2時間=58時間…⑧
      
・1月に休眠打破が早くなる日数は(⑧÷②)、
58時間÷23時間=2.5日…⑨
     
・休眠打破が早くなる日数(⑥+⑨)
6.1日+2.5日=8.6日
       
■2018年の休眠打破は、平年より約9日早くなり、1月26日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
<1月の積算温度>
・1月の気温を平年より1℃低い(3.6℃)と予測。
また、基準日(1月26日)から1月末までの日数は6日
1月の積算温度は、3.6℃×6日=21.6℃…⑩
      
<2月の積算温度>
・2月の気温を平年より0.5℃低い(4.6℃)と予測。
2月の積算温度は、4.6℃×28日=128.8℃…⑪

<3月に必要な積算温度>
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、1月(⑩)と2月(⑪)の積算温度を引いたもの。
360℃ー21.6℃ー128.8℃=209.6℃…⑫
        
<3月の開花に必要な日数>
・必要な積算温度(⑫)を、3月の気温(平年並の8.4℃)で割ったもの。
209.6℃÷8.4℃=24.9

■計算上の京都の桜開花日は、平年より3日早い、3月25日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます

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