G7外相声明、カショギ氏失踪について
2018年10月17日、G7が、サウジアラビア人ジャーナリスト失踪事件について、G7外相声明を発表しました。
サウジアラビアの著名なジャーナリストであるジャマル・カショギ氏が、10月2日から行方不明となっています。
同氏は、アメリカ在住のサウジアラビア反体制派ジャーナリスト。
ワシントン・ポスト紙に寄稿するなど、アメリカにおいても著名です。
10月2日、結婚に関する手続きのため、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に入館したあと、行方が分からなくなりました。
トルコ当局では、カショギ氏は総領事館の中で何らかのトラブルに巻き込まれたとの見方をしています。
また、アメリカ議会においても、この失踪は議題となり、サウジアラビアを巡り、不穏な空気となっています。
この事態を受けてのG7外相声明。
外務省によると、声明は表現の自由及び報道の自由を確認するとともに、カショギ氏の失踪に対し、責任を有する者は、その責任を問われなければならないと断じました。
また、トルコとサウジアラビアが連携し、信頼が置け、透明性のある、迅速な捜査が行われることに期待を表明しました。
G7…7つの先進国。日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ
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