V4、拉致問題の早期解決に理解
2018年10月18日、ベルギーを訪問中の安倍総理が、同地で第2回「V4+日本」首脳会合に出席しました。
V4は、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア。
外務省によると、首脳会議にはペレグリニ・スロバキア首相(V4議長国)、バビシュ・チェコ首相、モラヴィエツキ・ポーランド首相、オルバーン・ハンガリー首相が出席。
日本とV4の協力関係や北朝鮮問題、ウクライナ問題などについて話し合いました。
協力関係では、安倍総理が、政治対話の継続、観光・人的交流の拡大、防災・環境分野での協力について、議論を進めていきたいと伝えました。
これに対し、V4各国首脳が、科学技術などの分野において、協力を拡大させていきたいと応じました。
また、7月に署名された日本EU・EPAの早期発効に向けて、協力していくことを確認しました。
北朝鮮問題について、朝鮮半島の非核化に向け、国連安保理決議の完全な履行が必要との認識を共有しました。
さらに、安倍総理が、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を要請。
これに対し、V4側が理解を表わしました。
ウクライナ問題では、ミンスク合意に基づく問題解決を支持していくことを確認しました。
*V4…チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアによる地域協力の枠組み。1991年にハンガリーのヴィシェグラードで創設。首脳、外相、高級実務レベルの対話に加えて、科学技術、第三国支援、防災、環境などの幅広い分野で、「V4+日本」の協力が進められています
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