オーストリア首相、拉致問題で協力
2018年10月19日、ベルギーを訪問中の安倍総理が、同地でクルツ・オーストリア首相と首脳会談を行ないました。
外務省によると、会談は、両国の協力関係、日本EU・EPA、イギリスのEU離脱、北朝鮮問題などについて、話し合いました。
両国関係では、今月末の改正租税条約の発効を歓迎し、投資・経済交流を一層促進していくことで一致しました。
日本EU・EPAの早期発効に向けて、連携することで一致しました。
イギリスのEU離脱では、安倍総理が離脱プロセスにおける透明性の確保、移行期間の設定は不可欠であると伝えました。
これに対し、クルツ首相は、引き続き課題はあるが、解決に向けた取組を続けていくと応じました。
北朝鮮問題では、朝鮮半島の非核化のため、安保理決議の完全な履行が必要であるとの立場で一致し、引き続き、緊密に連携していくことを確認しました。
また、安倍総理が、拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めました。
これに対し、クルツ首相は、できることがあれば協力していきたいと応じました。
|
|
|
|