報道官談話、ガザ情勢を深く憂慮
2018年11月14日、外務省が、最近のガザ情勢について、外務報道官談話を発表。
11月11日、イスラエル軍特殊部隊により、ハマス軍事部門の地区司令官が殺害されました。
その後13日にかけて、ガザ地区及び同周辺地域において、ハマスなどによるイスラエル領内に向けたロケット弾・迫撃弾の発射と、イスラエル軍によるガザ地区のハマス軍事拠点への攻撃が行われました。
パレスチナ側では、イスラエル軍による100発以上の空爆により、死者7名を含む死傷者が発生。
イスラエル側では、ガザ地区から発射された300発以上のロケット弾により、死者1名を含む死傷者が発生しました。
この事態を受けての報道官談話。
談話で、ガザ地区における状況を深く憂慮するとともに、全ての当事者に対し、最大の自制を求めました。
また、問題は暴力によって解決されるものではなく、当事者間の交渉と相互の信頼によってのみ解決されるものであり、全ての関係者に対し、最大限の努力を払うよう促しました。
なお、13日にパレスチナ諸派とイスラエルとの間で停戦合意が成立しました。
|
|
|
|