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福岡の桜開花予想、3月20日

2018年の福岡・桜(ソメイヨシノ)開花予想は、平年より3日早い、3月20日。
      
2018年の桜は、寒冬の影響で、休眠打破が9日早くなる見込み。
一方、低い気温の影響で、休眠打破後の花芽の生長は遅くなる見込みです。
     
この結果、福岡の桜開花は平年より3日早い、3月20日となる予想です。
        
なお、ソメイヨシノの満開は、3月28日から4月1日頃まで続く予想です。
       
*4回目の開花予想。2月13日現在。
*前回・第3回目(1月3日)の開花予想日(3月19日)より1日遅くなりました。2月の気温が低く推移しているためです

【計算式・2018年の福岡】
<計算の前提条件>
・開花までに必要な積算温度は、立春(基準日)から約360℃(平均気温)…①。
・休眠打破に必要な低温(8℃以下)時間は、1000時間。
       
・積算温度計算の基準日(平年)を、2月11日とする…②
      
・気温が平年より1℃低いと1日当たり2時間、8℃以下の時間が増加すると計算。
逆に気温が1℃高いと、1日当たり2時間、8℃以下の時間が減少すると計算。
       
・気象庁は冬の終わりまで、ラニーニャ現象の特徴が持続する可能性が高い(60%)と判断したため、2月の気温を0.5℃低いと予測。
・春(3月)は平年並と予測
   
・1月~2月の8℃以下の時間は、1日24時間のうち18時間と予測…③
     
<2018年の休眠打破>
・2017年11月の福岡の気温は、平年より0.2℃低くなったため、休眠打破は12時間早くなった。
30日×0.2℃×2時間=12時間…④
     
・2017年12月の気温は、平年より1.5℃低くなったため、休眠打破は93時間早くなった。
31日×1.5℃×2時間=93時間…⑤
     
・2018年1月の気温は、平年より0.9℃低くなったため、休眠打破は93時間早くなった。
31日×0.9℃×2時間=55.8時間…⑥
      
・休眠打破が早くなる時間は(④+⑤+⑥)、
12時間+93時間+55.8時間=160.8時間…⑦
         
・休眠打破が早くなる日数は(⑦÷③)、
160.8時間÷18時間=8.9日…⑧
       
■2018年の休眠打破は、平年の基準日(②)より9日早くなり、2月2日。
(計算上は、この日から桜の花芽が生長を始める)
     
<2月の積算温度>
・2月の気温を平年より1.6℃低い(5.8℃)と予測。
2月(2月2日~28日)の積算温度は、5.8℃×27日=156.6℃…⑨

<3月に必要な積算温度>
・開花までに必要な積算温度(約360℃)から、2月(⑨)の積算温度を引いたもの。
360℃ー156.6℃=203.4℃…⑩
        
<3月の開花に必要な日数>
・必要な積算温度(⑩)を、3月の気温(平年並の10.4℃)で割ったもの。
203.4℃÷10.4℃=19.5

■計算上の福岡の桜開花日は、平年より3日早い、3月20日。

*計算上の予想日で、今後の天候に左右されます

ニュースINDEX.2018年2月②
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桜
舞鶴公園:©福岡市


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