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マイナス金利、当座預金の7.9%

2018年4月16日、日本銀行が、3月の日銀当座預金残高(速報値)を発表。
       
日銀当座預金残高(3月16日~4月15日の平均残高)は、375兆4930億円。
前年比9.7%の増加となりました。
      
このうち、付利の対象となる当座預金残高は、358兆6360億円。
       
内訳は、プラス金利適用残高が208兆1850億円(58.0%)。
ゼロ金利適用残高が、122兆2390億円(34.1%)。
マイナス金利適用残高は、28兆2120億円(7.9%)。
 
なお、マイナス金利適用残高は、先月より大きく増加(+5兆4070億円)しました。
      
*カッコ内は、当座預金に占める割合
*マイナス金利の当座預金に占める割合は、先月(6.5%)と比べ1.4%上昇
    
【日本銀行当座預金における金利】
2016年1月29日、日本銀行の金融政策決定会合で、マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入を決定。
         
具体的には、日本銀行当座預金を3つの階層の分割し、それぞれの階層に応じてプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用します。
2016年2月16日から実施されました。
     
<当座預金の3つの階層>
1、基礎残高…+0.1%を適用(プラス金利適用)。
・各金融機関が積み上げた既往の残高。
         
2、マクロ加算残高…0%を適用(ゼロ金利適用)。
・所要準備額に相当する残高。
・マクロ加算額の基礎残高に、掛目を掛けて算出を加算していきます。
       
3、政策金利残高…-0.1%を適用(マイナス金利適用)。
・当座預金残高のうち、1と2を上回る部分。
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