吉野彰博士、ノーベル化学賞を受賞
2019年12月10日(日本時間11日)、スウェーデン・ストックホルムでノーベル賞の授賞式が行われ、吉野彰(よしのあきら)博士が化学賞を受賞しました。
吉野氏は、「リチウムイオン電池を開発した」功績により、今年10月9日にノーベル化学賞の受賞が決まりました。
12月10日、吉野氏が授賞式に出席し、スウェーデン国王からノーベル賞のメダルと賞状が授与されました。
これにより、日本人のノーベル賞・授与者は25名となりました。
*日本政府は日本人ノーベル賞受賞者数を27名としていますが、南部陽一郎氏と中村修二氏はアメリカ国籍。ノーベル財団の公式発表もこの2人についてはアメリカ人としています
■吉野彰(よしのあきら)
大阪府吹田市出身の71歳。
京都大学工学部卒の工学博士。
京都大学の大学院卒業後、旭化成に入社。
同社で、炭素材料を負極に、リチウムを正極とする新しい二次電池・リチウムイオン二次電池を開発した。
2017年から名城大学で教授を務めている。
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