徹夜踊り、今年も熱気に包まれる
2019年8月13日、岐阜県郡上市で、郡上おどりの徹夜おどりが始まりました。
郡上おどりは、岐阜県郡上市で行われている、400年の歴史を持つ盆踊り。
日本三大民踊のひとつです。
7月中旬から9月上旬にかけての33日間にわたり行なわれますが、8月13日~16日の4日間だけは、徹夜でおどり明かします。
このため、4日間だけは徹夜おどりという名前で呼ばれています。
今年も13日20時、雨の中、熱気に包まれた徹夜踊りが始まりました。
なお、気象庁によると、14日はくもり、15日と16日は雨の天気となる見込みです。
*13日の雨は夕立のような雨で、すぐに上がり、その後は好天となりました
*郡上おどりは、少しの雨なら行われます
■徹夜おどり(郡上おどり)
岐阜県郡上市で行われている、400年の歴史を持つ盆踊り。
日本三大民踊のひとつで、国の重要無形民俗文化財。
郡上おどりは、7月中旬から9月上旬にかけての33日間にわたりますが、その中でも8月13日~16日の4日間がクライマックス。
徹夜でおどり明かします。
そのため、この4日間だけは、徹夜おどりという名前で呼ばれています。
また、この4日間の踊り参加者は、毎年20万人を超えています。
江戸時代、郡上八幡の殿様が、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく、無礼講で踊るがよい」と奨励。
その後、大いに盛んとなりました。
この経緯から、誰でも参加することが出来、観光客も一緒になって踊ります。
郡上おどりは見物するのではなく、参加する盆踊りといわれる所以です。
郡上おどりの踊りは、全部で10種類。
踊り会場は、城下の町並みの中、辻の広場、神社の境内などで、ひと夏で市街地を一巡します。
徹夜おどり以外は、20時~22時半。
(土曜日だけは20時~23時)
13日の徹夜おどりは、新町~橋本町で、20時~翌朝4時頃まで。
14日は、新町~橋本町で、20時~翌朝5時頃まで。
15日は、橋本町~新町で、20時~翌朝5時頃まで。
16日は、本町で、20時~翌朝4時頃まで。
<場所・アクセス>
徹夜おどりの会場となる新町、橋本町、本町は郡上市の中心部。
・長良川鉄道越美南線・郡上八幡駅から徒歩25分。
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