アメリカ、イラクの司令官を殺害
2020年1月3日、アメリカ国防総省とホワイトハウスが、イラクのバグダッド国際空港において、イラン革命防衛隊の特殊部隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を空爆により殺害したと発表。
イランのソレイマニ司令官は、イラクのシーア派武装グループ・人民動員部隊(PMF)を支援し、イラクのアメリカ軍を攻撃した人物。
先月27日に、イラクのアメリカ軍が、PMFによる31発のロケット弾攻撃により、民間請負業者1人が死亡し、アメリカ軍の4人とイラク治安部隊の2人が負傷しました。
12月31日には、在イラク・アメリカ大使館も襲撃を受けています。
アメリカ国防総省とホワイトハウスは、今回の空爆について、イラクで行われているアメリカへの攻撃を阻止するためのものであると声明を発表しました。
なお、この空爆などを受け、中東情勢が緊迫化しており、外務省は広域情報を発表し、中東へ渡航される方、滞在中の方に十分注意するよう呼びかけています。
*コッズ部隊…イラン革命防衛隊の特殊部隊。ゴドス軍またはコッヅ部隊とも表記されます
*ソレイマニ司令官…コッズ部隊の司令官。ガーセム・ソレイマーニーとも表記されます
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