さくらレポート、3地域を引き下げ
2020年1月15日、日本銀行が、地域経済報告(さくらレポート)を発表。
地域経済報告は、日本銀行の各地方支店などからの報告をもとに、全国9地域の経済情勢を取りまとめたもの。
今回(2020年1月)のさくらレポートでは、東海、北陸、中国地域の景気判断を引き下げました。
東海地域は、「拡大している」から「緩やかに拡大している」に引き下げ。
北陸と中国地域は、基調としては緩やかに拡大しているが、拡大のペースがさらに穏やかになったとしました。
3地域の引き下げは、海外経済の減速や自然災害などの影響から、生産が弱めの動きとなっていることに因みます。
なお、残りの6地域は、前回(10月)と同じ景気判断です。
これにより、7地域(北海道、北陸、関東甲信越、東海、近畿、中国、九州・沖縄)は、「緩やかに拡大している」。
2地域(東北、四国)は、「回復している」、「緩やかに回復」です。
■経済情勢:2020年1月
・北海道…緩やかに拡大
・東北…弱さがみられるが緩やかに回復
・北陸…緩やかに拡大
・関東甲信越…緩やかに拡大
・東海…穏やかに拡大
・近畿…一部に弱さがみられるが、緩やかに拡大
・中国…緩やかに拡大
・四国…回復している
・九州・沖縄…緩やかに拡大
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