輸入小麦の価格、3.1%引き上げ
2020年3月11日、農林水産省が、輸入小麦・政府売渡価格の改定を発表。
輸入小麦の平均買付価格(直近6ヵ月)は、オーストラリアにおいて、乾燥による減産で価格が上昇したこと、アメリカ・カナダにおいて、天候不順で価格が上昇したことにより、前期に比べ上昇しました。
これを受け、農林水産省は、2020年4月期(2020年4月~2020年9月)の輸入小麦・政府売渡価格について、5銘柄平均(税込価格)で、5万1420円/トンとすることを決定しました。
前期と比べ、3.1%の引き上げです。
*日本の小麦消費量・年間約583万トン。内訳は輸入小麦503万トン、国内産小麦80万トン
*輸入先…アメリカ・253万トン、カナダ・164万トン、オーストラリア・85万トンなど
【輸入小麦:5銘柄】
■ハード・セミハード系小麦
・アメリカ産ダーク・ノーザン・スプリング(主にパン・中華麺用)
・カナダ産ウェスタン・レッド・スプリング(主にパン用)
・アメリカ産ハード・レッド・ウィンター(主にパン・中華麺用)
■ソフト系小麦
・オーストラリア産スタンダード・ホワイト(主に日本麺用)
・アメリカ産ウェスタン・ホワイト(主に菓子用)
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