奄美大島・名瀬、桜が開花
2021年1月25日、気象庁は、奄美大島・名瀬で桜(ヒカンザクラ)が開花したと発表。
平年より6日遅い開花となりました。
今年の桜前線は1月4日の那覇で開花し始まり、続いて、1月16日に宮古島で開花しました。
名瀬は、那覇、宮古島に次ぐ開花となりました。
*ヒカンザクラが標本木となっている気象庁の観測地点では、沖縄の石垣島と南大東島がまだ開花していません
■ヒカンザクラ:緋寒桜
沖縄、奄美地方でもっとも一般的な桜(自生している桜)で、カンヒザクラ(寒緋桜)とも呼ばれます。
花は、暗紅紫色あるいは桃紅色をしており、下向きに半開して咲きます。
沖縄、奄美地方では、桜の標本木(基準となる桜)となっています。
■生物季節観測
植物や動物の状態が、季節によって変化する現象について行なう観測。
生物に及ぼす気象の影響を知るとともに、その観測結果から季節の遅れや進み、気候の違いなど、総合的な気象状況の推移を知る目的で観測を行っています。
代表的な指標植物に、桜や梅があります。
なお、開花は、基準となる標本木に5~6輪の花が咲いたときです。
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満開時のヒカンザクラ |
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