フィリピン大統領、日本の協力に謝意
2021年5月19日、菅総理が、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話による首脳会談を行いました。
外務省によると、電話会談は約20分間行われ、両国の協力関係、地域情勢(中国問題、ミャンマー情勢)などについて話し合いました。
協力関係では、菅総理が、災害復旧スタンド・バイ借款を通じた200億円の資金支援、ワクチン運搬のための約10億円のコールド・チェーン整備支援を表明しました。
これに対して、ドゥテルテ大統領が謝意を表明しました。
また、自由で開かれたインド太平洋、インド太平洋に関するASEANアウトルックの実現に向けて、緊密に連携していくことで一致しました。
さらに、スールー・セレベス海などにおける協力を強化することで一致しました。
中国問題(東シナ海、南シナ海への侵略)では、菅総理が深刻な懸念と強い反対を表明。法の支配に基づいた地域の平和・安定のため、緊密に協力していくことで一致しました。
ミャンマー情勢では、状況の改善に向けて、引き続き連携していくことで一致しました。
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