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    ホーム     2016年10月) 【2016年11月】 (2016年12月
WTI原油先物価格(2016年11月)

<11月1週目>
・1日…1バレル46.67ドル(12月限)
・2日…1バレル45.34ドル
・3日…1バレル44.66ドル
・4日…1バレル44.07ドル
<11月2週目>
・7日…1バレル44.89ドル
・8日…1バレル44.98ドル
・9日…1バレル45.27ドル
・10日…1バレル44.66ドル
・11日…1バレル43.41ドル
<11月3週目>
・14日…1バレル43.32ドル
・15日…1バレル45.81ドル
・16日…1バレル45.57ドル
・17日…1バレル45.42ドル
・18日…1バレル45.69ドル
<11月4週目>
・21日…1バレル47.49ドル
・22日…1バレル48.03ドル(1月限)
・23日…1バレル47.96ドル
・24日…休日(感謝祭)
・25日…1バレル46.06ドル
<11月5週目>
・28日…1バレル47.08ドル
・29日…1バレル45.23ドル
・30日…1バレル49.44ドル
    
*ニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物価格の終値。
*1バレル…約159リットル。
         
【最近の原油取引状況】
原油価格は、2014年秋以降、下落が続き、2015年1月には約6年ぶりに1バレル50ドル割れとなった。
2015年の8月に入ると1バレル40ドル割れとなり、2015年(12月31日)は1バレル37.04ドルで取り引きを終えた。
2016年に入っても下落が続き、1月15日に終値でも1バレル30ドル割れとなった。
その後、上昇の流れとなり、3月に1バレル40ドル台を回復した。
     
9月28日のOPEC(石油輸出国機構)閣僚会議で減産に合意したため、価格上昇の流れとなり、10月下旬には1バレル50ドル台に乗せた。
OPEC総会での減産合意が難航するとの見方や、アメリカの在庫が増加した影響で、10月末から原油価格は下落。11月3日には1バレル44ドル台となった。
11月後半に入ると、減産で合意するとの見方から、価格が上昇。
11月30日、OPEC総会において減産で合意し、原油価格が高騰、1バレル49ドル台となった。
      
*原油価格の下落は、原油が供給過多となっていることが要因。現在、在庫の状況や世界的な景気減速懸念、産油国による供給調整が行なわれるかどうかの「思惑」で、原油市場は乱高下の相場となっている。
*11月30日のOPEC総会において減産で合意したが、実際に実行されるのか、非加盟国がどう動くかが、現時点で不透明。

<WTI原油先物価格>
単に、「原油価格」とも呼ばれる。
アメリカ・ニューヨークマーカンタイル取引所(ニューヨーク市場)で取引されているWTI原油の1バレルあたりの先物価格。
(直近限月の価格)
    
WTIはウエスト・テキサス・インターミディエイトの略で、西テキサス地方(テキサス州西部とニューメキシコ州東部)で産出される高品質な原油のこと。
この原油価格が、世界の原油の指標価格となっており、原油価格をいえば、この価格を指している。
(経済指標のひとつ)
           
2010年以降は、70ドル~110ドルの間で推移してきたが、2014年9月以降価格が下落を続け、2015年には40ドル~60ドルの取引となった。
過去最高値は、2008年7月11日の147.27ドル。
       
*1バレルは、159リットル(正確には158.987294928リットル)
*WTI原油先物のニューヨーク市場での取引時間は9時~14時30分だが、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が運営しているGLOBEX(時間外取引のシステム)で、ほぼ24時間、取り引きされている。

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