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外国為替相場(2016年12月)

【東京外国為替市場のドル/円レート】
<12月1週目>
・1日…1ドル114.40円
・2日…1ドル113.73円
<12月2週目>
・5日…1ドル113.80円
・6日…1ドル113.68円
・7日…1ドル114.25円
・8日…1ドル113.40円
      
*為替レートは日本銀行発表の東京市場における、その日の中心相場です。
         
【2016年12月の傾向】
2016年は年明けから、新興国経済の減速や資源価格(主に原油価格)の低迷などにより、リスクオフの流れとなった影響を受け、円高基調となった。
日本の経常収支が大幅な黒字となっていることや、6月23日のイギリス国民投票で、欧州連合(EU)からの離脱支持が多数となったことを受け、さらにリスクオフの流れが強くなり、6月24日には一時、1ドル99円台となった。
       
その後、1ドル100円前後での取り引きが続くが、10月に入ると、アメリカが政策金利の引き上げを行うとの見方が強くなり、円安の流れとなり、10月28日には1ドル105円台での取り引きとなった。
さらに、11月8日に投票が行われたアメリカ大統領選でのトランプ氏の勝利を受け、円安が進み、11月18日には1ドル110円台となった。
      
*リスクオフの状況になると、比較的に安全資産である「円」が買われ、円高に振れる。
         
<主な円高要因>
・新興国経済の減速や資源価格(主に原油価格)によるリスクオフ
・日本の経常収支の大幅な黒字
<主な円安要因>
・日本銀行が行っている金融緩和政策
・アメリカの政策金利の引き上げ



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