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外国為替相場(2016年8月)

【東京外国為替市場のドル/円レート】
<8月1週目>
・1日…1ドル102.44円
・2日…1ドル102.45円
・3日…1ドル101.25円
・4日…1ドル101.35円
・5日…1ドル101.25円
<8月2週目>
・8日…1ドル102.10円
・9日…1ドル102.35円
・10日…1ドル101.50円
・11日…休日(山の日)
・12日…1ドル102.04円
<8月3週目>
・15日…1ドル101.30円
・16日…1ドル100.28円
・17日…1ドル100.50円
・18日…1ドル99.80円
・19日…1ドル100.35円
<8月4週目>
・22日…1ドル100.76円
・23日…1ドル100.13円
・24日…1ドル100.35円
・25日…1ドル100.45円
・26日…1ドル100.45円
<8月5週目>
・29日…1ドル101.92円
・30日…1ドル101.94円
・31日…1ドル102.96円
*為替レートは日本銀行発表の東京市場における、その日の中心相場です。
         
【2016年8月の傾向】
2016年は年明けから、新興国経済の減速や資源価格(主に原油価格)の低迷などにより、リスクオフの流れとなった影響を受け、円高基調となった。
日本の経常収支が大幅な黒字となっていることも要因となり、5月2日には1ドル106円台まで円高が進んだ。
その後、アメリカ経済の好調を受け、円安傾向に変わり、5月最後と取引となった31日は1ドル111.09円(中心相場)で終えた。
6月15日(現地時間)のアメリカFOMCで、政策金利の維持が決まったことから、円高傾向となった。
6月23日のイギリス国民投票で、欧州連合(EU)からの離脱支持が多数となったことを受け、さらにリスクオフの流れが強くなり、6月24日には一時、1ドル99円となり、6月は1ドル102.90円(30日の中心相場)で終えた。
7月前半はアメリカ雇用統計が好調であったことから、ドル高円安となったが、7月末になり、アメリカGDP(4月~6月期)の伸びが予想より低かったことから、ドル安円高の流れとなり、7月は1ドル104.00円(29日の中心相場)で終えた。
この流れを受け、8月も円高傾向で、スタートした。
      
*リスクオフの状況になると、比較的に安全資産である「円」が買われ、円高に振れる。
         
<主な円高要因>
・新興国経済の減速や資源価格(主に原油価格)によるリスクオフ
・日本の経常収支の大幅な黒字
       
<主な円安要因>
・日本銀行が行っている金融緩和政策
・アメリカの政策金利の引き上げ

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