くにゅーニュース(Qnewニュース)
    ホーム    
APEC(アジア太平洋経済協力)

アジア太平洋経済協力。「Asia-Pacific Economic Cooperation」の頭文字で「エイペック」と読みます。アジア太平洋地域の21ヵ国と地域が参加する経済協力の枠組みです。
   
この21ヵ国で世界全体のGDPの6割、世界全体の貿易量の約5割、世界人口の約4割を占めます。アジア太平洋地域の持続可能な成長と繁栄に向けて「域内の貿易・投資の自由化、ビジネスの円滑化」を目指しています。
      
1989年に12ヵ国で発足し、1993年に第1回目の首脳会議がアメリカ・シアトルで開催されました。現在では、アジア太平洋地域の21ヵ国・地域が参加し、毎年、APEC首脳会議が持ち回りで開催されています。
     

 
APEC首脳会議

毎年、加盟国が持ち回りで開催しているAPECのトップ(首脳によるAPECの意思決定)会合。
   
1993年に、1回目の首脳会議がアメリカ・シアトルで開催されて以降、毎年、開催されています。日本では1995年に大阪で開催されました。
 
会議では首脳宣言が採択されてきましたが、2018年の会議(パプアニューギニア・ポートモレスビー)では、首脳宣言の文言に中国が異議を唱え、史上初めて、APEC首脳宣言が採択されずに閉幕しました。
 
また、2019年の会議は、開催予定国のチリにおいて、暴動が広がった影響で中止となりました。
     

 
参加国

日本、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、中国香港、インドネシア、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム

*参考…外務省・APEC
 



    ページのトップへ