血清療法の日
毎年12月4日。血清療法の発見に因む記念日です。
1890年12月4日、北里柴三郎(きたさとしばさぶろう)とエミール・ベーリングが、ドイツの医学誌に「動物におけるジフテリア免疫と破傷風免疫の成立について」を共著で発表。これが世界初の「血清療法の発見」となりました。
血清療法
免疫血清を注射して、感染症を治療する方法。
まず、動物に毒素を無毒化・弱毒化した上で注射し、毒素に対する抗体を作らせます。そして、患者に、この抗体を含む血清(免疫血清)を注射し、感染症などの病気を治療する方法です。
北里柴三郎
1853年1月29日 - 1931年6月13日。日本の医学博士・細菌学者。
日本の細菌学の父と呼ばれ、ペスト菌や破傷風の治療法を発見しました。北里大学の学祖、慶応義塾大学医学部の創立者です。
*参考…テルモ・血清療法の確立
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