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西馬音内の盆踊

毎年8月16日~18日、秋田県羽後町・西馬音内(にしもない)本町通りにおいて行われる盆踊り。
         
阿波踊り、郡上おどりとともに日本三大盆踊り。国の重要無形民俗文化財に指定された、初めての「踊り」です。

編み笠や頭巾をかぶった踊り手が、優雅に、しなやかに踊ります。例年、期間の3日間で10万人の人出で賑わいます。


  
見どころ
 
「衣装と踊り」

衣装は藍染か伝統的な端縫いの浴衣、あるいは「ひこさ頭巾」です。
   
端縫いは四種、五種もの絹布(けんぶ)をはぎ合わせたもの。帯もしぶ味好みのものが多く、結び方は御殿女中風です。この衣装に、編み笠を組み合わせます。編み笠は、い草を材料にした、半月形よりも両端が張り出した形が特徴的なものです。

ひこさ頭巾は、黒い布で顔を隠した(黒い覆面)もので、西馬音内の盆踊が亡者踊りといわれるゆえんの一つです。
         
踊りは、しなやかな手振りと優雅な足さばきが特徴です。


  
起源・歴史
 
13世紀、蔵王権現(現在の西馬音内御嶽神社)の境内で、豊年祈願として踊ったのが起源といわれています。
     
これに、1601年に西馬音内の城主・小野寺一族が滅び、その遺臣たちが旧盆に宝泉寺(西馬音内寺町)境内で行っていた「亡者踊り」が融合し、現在の踊りになったといわれています。

また、踊りの会場は、江戸時代中期、本町通りに移りました。


   
開催日時
 
 8月16日~18日(19時30分~22時)


  
場所・アクセス
 
 秋田県羽後町西馬音内の本町通り

・JR「湯沢駅」から路線バス。「西馬音内」下車
    
*雨天の場合、羽後町総合体育館に会場を変更して開催します。



ホームページ
 
  羽後町
       
*参考…羽後町・西馬音内の盆踊


風景
西馬音内の盆踊:©秋田観光連盟


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