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鬼すべ神事

1月7日に、大宰府天満宮(福岡県太宰府市)で行われる神事。

その年の災難消除や開運招福を願い、行われる火祭り。鬼を天満宮の鬼すべ堂に追い込み、煙で燻しだして退治します。大宰府天満宮の氏子達が、鬼を追い出す燻手(すべて)と、鬼の味方の鬼警護に分かれて、攻防を行ないます。

伝承によれば、986年、道真公の曾孫にあたる菅原輔正(すがわらすけまさ)によって始められました。

1月7日の21時頃に、鬼すべ堂前に積まれた松葉や藁に火がつけられ、燻手が大団扇で煙を鬼すべ堂へ送り込み、鬼を追い出そうとします。これに対し、鬼警固は堂の板壁を打ち破り、堂内の煙を外に出して鬼を守ります。

結局、鬼は退治され(お約束です)、縛られた上、堂内を七回半、堂外を三回半まわります。俗に言う「引き回し」です。
       
なお、燃え残った板壁は「火除けのお守り」として持ち帰り、玄関先にお祀りします。


 
日時
 
  1月7日21時頃~

鷽替え神事(19時~)終了後、鬼すべ神事が行われます


 
場所・アクセス
 
  大宰府天満宮(福岡県太宰府市宰府4-7-1)

・西鉄電車「太宰府駅」下車、徒歩5分。

*福岡空港、JR博多駅から約1時間掛かります。地下鉄空港線で「天神駅」下車。西鉄天神駅に移動し、西鉄・天神大牟田線に乗車。「二日市駅」で下車し、太宰府線に乗り換え。「大宰府駅」下車


 
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鬼すべ神事:©太宰府市


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