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平安神宮(桜の名所)

京都市左京区にある神社。1895年、桓武天皇を祀る神社として創祀されました。京都を代表する紅しだれ桜の名所です。

特に、平安神宮神苑(有料、大人600円、小人300円)の八重紅しだれ桜が有名で、京都を代表する桜のひとつ。谷崎潤一郎の小説「細雪」や、川端康成の小説「古都」にも登場する桜です。
   
紅しだれ桜があまりにも有名ですが、それ以外の桜(ソメイヨシノなど)もあります。
 
なお、平安神宮神苑(しんえん)は平安神宮の社殿を取り囲むように、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の四つの庭で構成されています。面積約3万3千㎡の池泉回遊式庭園で、明治時代に、小川治兵衛により作られました。
  
紅しだれ桜は南神苑に多くありますが、尚美館と泰平閣(ともに京都御所から移築された建物)がある東神苑の景観がもっとも有名です。
  

 
見どころ・注意

▮ 紅しだれ桜の名所

紅しだれ桜は濃い紅色の、一重または八重咲きの花を咲かせ、ソメイヨシノの後に咲くシダレサクラの総称。
  
京都で紅しだれ桜といわれているものの大半は、八重紅しだれ(ヤエベニシダレ)です。平安神宮の神苑(庭園、有料)は京都一の紅しだれ桜の名所です。
       
▮ SNS映えする名所

東神苑の尚美館、泰平閣(ともに京都御所から移築された建物)と紅しだれ桜の光景は、SNS映えする画像が撮れます。また、神苑に入らなくても、建物の上に紅しだれ桜がのぞき、この光景もSNS映えします。
    
▮ 紅しだれコンサート

毎年4月上旬に、神苑と東神苑の紅しだれ桜がライトアップされ、東神苑貴賓館をステージにコンサート(紅しだれコンサート)が開催されます。1989年に始まり、現在では京都の春の風物詩となっています。
    
▮ 混雑します

平安神宮は修学旅行の学生や外国人などで年中、賑わっている場所です。桜見頃時期は大変な混雑となります。
   
▮ 早い年は3月末から見頃

見頃時期が、その年の気象条件により大きく変わってきます。早い年は、紅しだれ桜でも3月末から見頃を迎えます。
   
また、京都を代表する桜には、しだれ桜、ソメイヨシノ、紅しだれ桜があり、しだれ桜→ソメイヨシノ→紅しだれ桜の順番に咲きます。
 
本来なら、ソメイヨシノが散り半ばとなった頃に、紅しだれ桜が見頃を迎えますが、気象が極端化してきた影響で、ソメイヨシノが満開時に、紅しだれ桜も満開となる年も多くなりました。冬の気候から初夏の気候に一気に変わる(春が無い)のが原因と見られています。
   

  
見頃時期
 
 4月5日頃~15日頃(紅しだれ桜の平年値)

早い年は、3月下旬から見頃を迎えます。その年の気象により、大きく見頃時期が異なってきます。
  

*神苑拝観は8時30分~18時。紅しだれコンサート開催日は夜間(18時15分~21時)も

*最新の見頃情報は「京都の桜見頃情報」へ


 
過去の満開時期
 
 2023年

紅しだれ桜は3月23日に開花し、3月25日から見頃を迎え、4月6日頃まで見頃が続きました。
 
 2022年

紅しだれ桜は3月29日に開花し、4月1日に見頃を迎え、4月10日頃まで見頃が続きました。
 
 2021年

紅しだれ桜は3月25日に開花し、3月30日に見頃となり、見頃は4月8日頃まで続きました。
 
 2020年

紅しだれ桜は3月29日に開花し、4月4日に見頃(7分咲き)となり、4月15日頃まで見頃が続きました。
   
 2019年

紅しだれ桜は4月3日頃に開花し、4月6日に見頃を迎え、4月18日頃まで見頃が続きました。見頃期に気温低めとなり、非常に長く見頃が続いた年となりました。
   
 2018年

紅しだれ桜は3月26日に開花し、3月29日に満開を迎え、4月7日頃まで見頃が続きました。
   
 2017年

紅しだれ桜は4月5日に開花し、4月9日に満開を迎え、4月15日頃まで見頃が続きました。
   
 2016年

紅しだれ桜は4月8日に満開を迎え、4月15日頃まで見頃が続きました。
   

 
場所・アクセス
 
 京都市左京区岡崎西天王町
 
・地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩10分。

・京阪電車「三条駅」下車、徒歩15分。

・JR京都駅よりバス、「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車、北へ徒歩5分。
  

 
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