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観月の夕べ(大沢池)

毎年、中秋の名月を含む3日間、京都市右京区の大覚寺境内にある大沢池で行われている観月会。

大沢池は、日本最古の庭池です。奈良の猿沢の池、滋賀の石山寺とともに、平安時代から日本三大名月観賞地として知られています。

大沢池の観月会は、平安時代に嵯峨天皇が中秋の名月に舟を浮かべ、文化人、貴族たちと遊ばれたことから始まりました。現在も、大沢池に龍頭鷁首舟(龍の頭、アオサギの首を船首に着けている)を浮かべ、観月を行っています。
    
また、境内ではステージイベントが行われ、お茶席が設けられます。なお、荒天の場合は中止となります。


   
見どころ・注意
 
▮ 舟乗船が出来ます

龍頭鷁首舟への乗船(有料)が出来、人気となっています。乗船を希望される方は舟券購入を(2022年も事前予約制です)。
 
▮ 船券は19時台が人気

舟券は19時台が人気です。この時期は18時過ぎまで明るいため、池に満月がキレイに映る19時以降が人気となっています。なお、舟は池を回って戻ってきます(約20分)。
      
▮ 荒天中止となることも

雨や荒天により、舟やステージイベントが中止となったことが、過去に多数あります。観月の夕べは3日間行なわれますが、そのうち「必ず1日は雨で中止になる」といわれた程です。
  
中秋の名月の頃は、秋雨前線や台風シーズンにあたるためです。観月を予定される方は、天気予報に十分ご注意を。
 
▮ 電車の利用を

駐車場はありますが、数が限られています。また、中秋の名月の日は、京都市内各所で観月祭が開催され、特に観月名所として有名な嵐山(渡月橋)を訪れる方が多く、道路が渋滞します。
    
電車の利用をお勧めします。
 
電車で訪れる場合、京都駅からJR嵯峨野線(山陰本線)に乗車、嵯峨嵐山駅に下車(約16分の乗車)となりますが、その後、大覚寺まで約15分間歩くことになります。
 
京都駅からはバス(京都バス、市バス)も出ています。
 
バスは、大覚寺前がバス停となっているため、下車後はすぐに着きますが、バスは時間が掛かります(京都駅から約55分の乗車)。また、渋滞に巻き込まれる可能性や、多数の乗客で混雑する可能性があります。


 
開催日時
 
 中秋の名月の前後3日間(17時30分~21時)

*2023年は9月29日~10月1日
    
*当日は、日中の参拝も通常通り行っています。なお、日中参拝者の方は一旦退出し、新たに参拝料が必要となります


 
場所・アクセス
 
 京都市右京区嵯峨大沢町(大覚寺境内)

・京都駅からJR嵯峨野線に乗車(約16分)、「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約15分。

・京都駅から市バスまたは京都バスに乗車(約55分)、「大覚寺」下車すぐ。
      

 
拝観料
 
 500円

*龍頭鷁首舟での遊覧と五大堂観月席での抹茶は、特別チケット(5000円。事前申込み)が必要
 

 
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