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お水取り

毎年3月1日から3月14日まで、奈良市の東大寺・二月堂で行われている、修二会(しゅにえ)のこと。あるいは、13日未明に行われる「お水取り」行事そのものを指します。
     
古都・奈良を代表する風物詩で、これが終わると、奈良に本格的な春が訪れるといわれています。
    
修二会は、旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつです。東大寺の修二会は、752年に始まったとされ、3月1日から14日までの2週間、二月堂の本尊十一面観音に、練行衆と呼ばれる行者が法要を行ないます。

お水取りの写真や映像でお馴染みの松明(二月堂の舞台で火のついた松明を振り回す)は、練行衆が登り廊を登るときの明かりとして、焚かれるものです。なお、松明は期間中、連日行われますが、12日には一回り大きな籠松明が使われます。



修二会(しゅにえ)とは
   
旧暦の2月(インドの正月にあたる)に行われる仏教行事(法要)のひとつ。本尊に対し、悔過(けか、罪の懺悔告白)を行なう行事です。東大寺の修二会(お水取り)以外に、薬師寺、法隆寺西円堂、長谷寺(奈良)の修二会も有名です。


   
お水取りとは
   
一般的には、修二会・本行(3月1日~14日)を指して呼ばれています。
 
狭義には、13日の午前1時頃、二月堂にある若狭井と呼ばれる井戸から、本尊に供えられたり、供花の水として用いられたりする水(香水)をくむ行事で、名前の由来となった「お水取り」です。
   
なお、毎年3月2日に福井県小浜市で、奈良・東大寺へお水(香水)を送る神事「お水送り」が行われています。


   
お松明の時間
   
・3月1日~11日と13日…19時~

・3月12日…19時30分~

・3月14日…18時30分~


   
場所・アクセス
   
  東大寺・二月堂(奈良市雑司町406−1)
   
・近鉄奈良駅から徒歩約20分

・各奈良駅からバスで、大仏殿春日大社前下車、徒歩約5分


   
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東大寺・二月堂
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