拷問禁止委員会、前田直子氏が当選
2021年10月12日、外務省は拷問禁止委員会委員選挙において、前田直子(まえだ・なおこ)京都女子大学法学部教授がトップ当選を果たしたと発表しました。
拷問禁止委員会は、拷問等禁止条約によって設立させた委員会。委員は10名(任期4年)で、年2回、ジュネーブで会合を開きます。
拷問等禁止条約は、拷問や非人間的な扱いを禁止する条約。1984年の国連総会で採択され、1987年に発効しました。2020年10月現在 締約国は171ヵ国です。
外務省によると、10月11日、ジュネーブの国連欧州本部において、第18回拷問等禁止条約締約国会合が開催され、拷問禁止委員会委員選挙が行われました。
日本から立候補した前田直子・京都女子大学法学部教授が、122票を獲得し、トップ当選を果たしました(日本初の委員)。
前田教授は20年以上にわたり、国内外で国際法、国際人権法、難民法の分野の研究・指導に従事し、国際法学会や国際人権法学会でも活躍してきました。
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