週明けも円安進む、1ドル114円台
2021年10月18日、週明けの東京外国為替市場は、1ドル114.30円(17時時点)で取り引きを終えました。
先週末と比べ約0.2円、円安での取り引きになりました。
為替市場は、9月下旬からドル高(円安)が進んでいます。9月末には1ドル111円台、10月11日には1ドル112円台、10月12日には1ドル113円台、10月15日には1ドル114円台となりました。
週明けの10月18日も、引き続きドル高円安の流れとなりました。
ドル高・円安は、武漢肺炎の影響で停滞していたアメリカ経済が回復していることに因ります。
9月22日に開催されたアメリカのFRB・連邦公開市場委員会(FOMC)で、ワクチン接種と強力な政策支援により、経済活動と雇用は強化されているとしました。
また、現在行われている量的緩和(QE)について、まもなく終了(出口戦略)へ向かうとしました。
さらに、武漢肺炎の影響で昨年(2020年)4月には14.7%まで上昇したアメリカの失業率も、今年9月には4.8%まで低下しています。
*武漢肺炎拡大前(2020年2月)のアメリカの失業率は3.5%
*為替レートは日本銀行発表
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